現プロジェクトで「 AWS : Amazon Web services 」を利用する機会に恵まれ、『クラウドデザインパターン設計ガイド』を購入、勉強しました。

※改定版が発売されました!

クラウドデザインパターン設計ガイド
玉川 憲 (著), 片山 暁雄 (著), 鈴木 宏康 (著)
日経BP社

※こちらは改定版だよ

クラウドデザインパターンとは

AWSクラウドデザインパターン 、略してCDP (Cloud Design Pattern)、「問題と対処法をパターン化してまとめたもの」です。

CDPのサイトがあり「クラウドデザインパターン設計ガイド」はこのサイトの内容を本にまとめたものです。

CDP
http://aws.clouddesignpattern.org/

筆者がCDPを知ったきっかけは、2014年秋に開催された先日AWSのイベント「AWS Cloud Roadshow」で紹介されていたからです。
このイベントの全セミナー資料は公開されており、以下からダウンロードすることができます。

AWS Cloud Roadshow
http://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/roadshow2014_report/?sc_ichannel=em&sc_icountry=JP&sc_icampaigntype=other&sc_icampaign=em_8804

感想

AWSの入門書として

AWSのサービスは多岐にわたっており「どのサービスで何が実現できるか」を把握するまでの敷居が高いと感じますが、本書ではパターンの紹介のほかに付録として「用語集」と「AWSコンポーネント」の説明が付随しており、「インフラやクラウドの知識があまりない方」でも読み進めることができる構成となっています。

問題解決の教科書として

各デザインパターンは次の項目がまとめられており、用途やメリット、デメリットが把握しやすい構成になっています。

  • 解決したい課題
  • パターンの説明
  • 実装
  • 注意点
  • 問題点

また、各パターンに図が入っており、何がどのように連携するかも把握しやすいと感じます。

手元にあると便利な1冊

クラウドがこれだけ便利になった今日、自前でサーバを用意するメリットはずいぶん薄くなったと感じます。

インフラ構築のポイントは”いかに単一障害点(SPOF : Single Point of Failure)をなくすか”にあると考えていますが、AWSの場合、すでに冗長化されていたり、自動でフェイルオーバーするコンポーネントであったりするため、本当に楽に(少ない労力で)インフラ構築、運用ができるのだと実感しました。

本書はAWSのコンポーネントを基本に書かれていますが、問題解決のパターンや構成はという面では、オンプレミスでも他のクラウドさんでも応用できるものと考えます。

価格も手ごろですし、インフラ担当、運用担当の入門書としてベターな1冊ではないでしょうか。

この記事を書いた人はtomita@atuwebでした。


2015年11月発売のこちらもおすすめです。

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