残業 == 頑張っているではない

ソフトウェアの現場ではデキる人とデキない人では生産性が5倍も10倍もちがうということが往々にあります。
そしてそれは実務経験の年数と比例するものでもなく、コードの量とも比例するわけではありませんので、なかなか扱いが難しいモノですよね。

「残業する人が頑張っている」と見られる風潮がまだまだ強く残っていますので日本人はやっぱり根性が好きなんだなと感じずにはいられません。

頑張って残業するほど、スキルが相対的に下がるという負のスパイラル

IT業界、特にゲームやWEBの開発は特に新しい技術がどんどん登場し、流行り廃りも激しいです。
注目されているプロダクトは2、3か月に1回バージョンアップが行われるなど、覚えることは正直に多いと思います。

そのため、古い技術が陳腐化するスピードも速く、新しい情報に常にアンテナを巡らせないといけません。

しかしながらデスマーチという言葉が象徴するように、業務の状況が厳しい方が多いのも現実だと思います。
通常業務をこなしながら、新しいフレームワークやサービスをチェックすることは本当にしんどいと思います。

朝9時から出勤して深夜に帰宅するとして、そういう生活からのどこに「新しい技術を習得する時間」があるのでしょうか!
部長は「勉強しろ」「技術力をアップしろ」といいますが、その前に「それができるだけの時間」が必要だということも言えると思います。

入社間もない新人なら、そのプロジェクトに携わることで得る物は大きいですが、ある程度の経験を積んだエンジニアはそうはいきません。
時間があるときに修得した技術で頑張っているうちに、その技術の価値が低下するが、自分はなかなかプロジェクトから抜けられず、手持ちのスキル資産が目減りしてしまう。。。
残業して必死で働けば働くほど、相対的にあなたの技術レベルは下がるのです。

こういった状況から、時間があって新しい技術を勉強している若い世代と、長時間労働に苦しんで古い技術で頑張っている世代との技術的な断絶が生まれることにつながるのだと思います。

積極的に帰宅する風土を作ろう

この1年くらいは超売り手市場と言われており、エンジニアの求人に対して実力がある即戦力のエンジニアが圧倒的に不足している状況です。

そういった背景もあって、積極的に休みを取れるようにする施策を打つ企業も増えてきているように感じます。
これは単純に労働環境の改善ということもあると思いますが、エンジニアにとってはすそ野を広げるチャンスなのです。

煮詰まっているとき、その問題の解決はその場にないことがほとんどです。
同じメンバーが顔つき合わせて話しても、手持ちが同じなら化学反応が起きる可能性はぐっと下がってしまいます。

そうではなく、早く帰宅して新しいことを経験、勉強することで新しい解決、新しい仕組みを構築できる可能性は高まります。

エンジニアが煮詰まる原因、、、私は多くの場合、そのエンジニアの力量不足が大きいと感じます。
オフィスに1日中座って終わりにしないで、もっと外に出て新しいことを吸収し、引き出しを増やしてほしい、そういう風に考えています。

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