サーバとドメイン

レンタルサーバ

さくらのレンタルサーバを使っています。 ※当記事の投稿時点です。


価格は安価ですが、初心者が始めるには十分の性能がありますし、後述するクイックインストール機能で WordPress のインストールも簡単に完了できます。

2 週間のお試しができ、検討しやすさも魅力です。

プランについて

WordPress を利用するには スタンダードプラン 以上を選択してください。
(ライトプランは月換算 129 円と格安ですが、データベース非対応のため WordPress を利用することができません。)

スタンダードプランはたったの月額 515 円です。
12 ヶ月年払いだと 5,142 円、1 月あたり 429 円 で、さらに割安となります。

容量が 100GB ありますから、よほどのことがなければブログはこれで十分でしょう。

ドメインを取る

あとあとを考えて ある程度の規模になるという見込みがある場合は独自のドメイン を取っておきます。
一つドメインがあると、好きなだけサブドメインを追加することもできますので便利です。

ドメイン関係は、私は お名前.com さんを使っています。


なお、さくらのレンタルサーバでは、独自ドメインの サブドメインを2つ まで利用することができます。

ドメインが 60 超もあり、非常に選択肢が多いため、はじめてでコストを抑えたい場合はこちらを活用するのでも十分だと思います。

サブドメインとは

ドメインを細かく区分けするための仕組みです。

当ブログは atuweb.net ですが、例えばランディングページ用に lp.atuweb.net を設定すると行ったことができます。
この、lp. 部分がサブドメインです。

ドメインを取るときは

短くてわかりやすい名前が Good ですね。
また、.com.co.jp.net.info などの定番ドメインが結局使いやすいのではないでしょうか。


ドメインはどれを選んでも大差ないのですが、いくつか落とし穴があります。

私は過去、.pw というドメインを利用していました。
これは「 Pro Worker で .pw」なのですが、実は過去パラオ国を表すドメインでした。
そのため Google でターゲット国がパラオから変更できないといったことがあり、SEO 上でたいへん不利なドメインでした。

また、.orgもステキですが、こちらは whois登録代行が利用できない というデメリットがあり私は避けています。

初心者の方には

正直に、さくらインターネットさんはどちらかというと知識がある方向けで、IT に明るくない方にはかなり難しいと思います。

当記事でご紹介する構成よりも若干価格は上がりますが、wpX も、かなり簡単でいい感じでした。

インストールとセットアップ

さくらインターネットでWordPressをインストールする

1.データベースを作成する

はじめにブログのデータを保存するために データベース を作成します。
さくらインターネットの サーバコントロールパネル にログインしてください。

さくらインターネット コントロールパネル データベースの設定
さくらインターネット コントロールパネル データベースの設定

サーバコントロールパネル 左メニューの「アプリケーションの設定」から データベースの設定 をクリック。 遷移後の画面にある データベースの新規作成 をクリックします。

さくらインターネット コントロールパネル データベース新規作成フォーム
さくらインターネット コントロールパネル データベース新規作成フォーム

新規作成画面では以下のように設定し、 データベースを作成する をクリックしてください。

項目 内容
データベースバージョン 5.5のみ
データベース名 任意の名称でOKです
データベース文字コード UTF-8を選択する

今作成したデータベース名が一覧画面に表示されれば成功です。

※データベースバージョンが 5.5 ではない場合、新しい数字のものを選択しておけば間違いありません。

2.ドメインを設定する

さくらインターネットのサーバに、ブログを表示するドメインを登録します。

さくらインターネット コントロールパネル ドメイン設定
さくらインターネット コントロールパネル ドメイン設定

サーバコントロールパネル 左メニューの「ドメインの設定」から ドメインの設定 をクリック。
遷移後の画面にある 新しいドメインの追加 をクリックします。

ドメインの追加方法

「どんなドメインを利用するか」によってドメインの追加方法が異なります。

今回は お名前.com で取得したドメインをさくらインターネット利用しますので 5. 他社で取得したドメインを移管せずに使う・属性型JPドメインを使う(さくら管理も含む) を選択します。

さくらインターネット コントロールパネル ドメインの追加フォーム
さくらインターネット コントロールパネル ドメインの追加フォーム

こちらの画面が表示されましたか? 上記の「ドメイン名」欄に、取得したドメインを入力し送信するボタンを押下します。

ドメインの設定
さくらインターネット コントロールパネル ドメイン詳細設定
さくらインターネット コントロールパネル ドメイン詳細設定

この画面で、「www有無、ディレクトリ、メール、SSL利用、SPFレコード、IPv6アドレス」といったドメインの詳細設定を行います。
初期は 2 のフォルダのみ指定すれば良いと思います。

複数のブログを立ち上げる想定の場合、ブログごとに1ディレクトリを当てておくと良いと思います。

ネームサーバの設定を変更する

続けて お名前.com にログインして、ネームサーバの変更を行います。

「ドメイン設定」タブを開いて「ネームサーバの設定」をクリックします。

お名前.com ドメインNavi ネームサーバの設定
お名前.com ドメインNavi ネームサーバの設定

設定を変更するドメインにチェックを入れ、ネームサーバ情報を入力します。

お名前.com ドメインNavi ネームサーバの設定 ネームサーバ情報を入力
お名前.com ドメインNavi ネームサーバの設定 ネームサーバ情報を入力

ネームサーバの入力欄には インターネットに表示されているものをコピペ してください。

入力後「確認画面へ進む」をクリックして登録処理を進めてください。

ドメインの変更は時間がかかる

ドメインを変更した場合、変更内容が反映されるまでに2、3時間を要します ので時間には余裕を持って作業してください。

3.WordPressをインストールする

前準備が長くなりましたが、ようやく WordPress のインストールです。

さくらのレンタルサーバでは「クイックインストール」という機能が提供されており、簡単に WordPress をインストールするすることができます。

サーバコントロールパネル 左メニューの「運用に便利なツール」から クイックインストール をクリック。 カテゴリから「ブログ > WordPress」を選択し以下の画面を開きます。

さくらインターネット コントロールパネル クイックインストール
さくらインターネット コントロールパネル クイックインストール
項目 説明
確認 チェックを忘れずに
インストール先 ドメインの選択と、ドメイン以下のフォルダを指定します
データベース WordPress のデータを保存するデータベースを選択します
データベースパスワード さくらインターネットから通知されているデータベース用のパスワードを入力します
テーブルの接頭語 任意の文字列を設定します
インストール先について

WordPress をドメイン直下にインストールしたい場合 はハマりますので工夫が必要です。

ドメイン以下の入力欄を未入力のままで次に進もうとすると「フォルダを指定して下さい」と怒られてしまい次に進むことができません。
私は、仕方がありませんので、「wp」などと入力してインストールは進め、インストール後にドメイン設定からドメインに紐づくフォルダを変更することで対処しました。

この時注意するのは コントロールパネルで「インストール完了」が表示された直後にドメイン設定のディレクトリを変更する といことです。
WordPress の初期設定を行った後にこれを行うと、パスがずれてしまってブログにアクセスできなくなってしまいますよ。

もっとスマートな方法をご存知の方がいらっしゃいましたらお教えください。
接頭語について

「 wp + ランダムな文字列」が入力済みになっていますが、このままですとあとから管理ツール上で見て紐付けが分かりにくなってしまいます。
私は wp_atuweb_ など任意の単語をあてています。

1 データベースに複数のブログデータを同居することができますので任意の名称を当てておいたほうがベターです。

まあ、よくわからなければそのままでも OK です。

WordPress のセットアップ

WordPressの インストールが完了し、ネームサーバの変更も反映されると以下の「ようこそ」画面が表示されます。

初期セットアップ

WordPress ようこそ画面
WordPress ようこそ画面

必要情報を入力して WordPress のインストールを完了させましょう・

項目 説明
サイトのタイトル ブログのタイトルです、後から変更可能
ユーザ名 ログイン時のアカウントです
パスワード ログイン時のパスワードです、できるだけ複雑にしましょう
メールアドレス ブログ更新情報などが通知されます

この作業が完了すると、WordPress を操作することができるようになります。
ログイン画面に遷移し、たった今入力したアカウント情報を使ってWordPressの管理ツールにログインしましょう。

ダッシュボード

WordPress ダッシュボード
WordPress ダッシュボード

ログインが成功するとこのダッシュボードに遷移します。
新規セットアップ直後は、「記事 1 件、固定ページ 1 件、コメント 1 件」のダミーデータがありますので、忘れず削除しましょう。

テーマ

テーマは WordPress の見た目を簡単に変更するための仕組み です。
おしゃれなテーマがいくつも公開されていますので、お好みのもの活用しましょう。

私のおすすめは Simplicity です。

Simplicity
http://wp-simplicity.com/

Simplicity はデザインがシンプルで機能が豊富、しかも SEO 対策済みという点です。
ただし、有名なテーマだけに、同じデザインの方は多いですね。

※Simplicity は更新を終了し、作者さんは現在新しいテーマを開発しておられるようです。


有料テーマですが、 賢威 など定評のあるものもおすすめですね。
やっぱり売れているものには理由があります。

テーマの追加、変更方法

ダッシュボードの「外観 > テーマ」 をクリックし、遷移後画面の上部にある「新規追加」をクリックしてください。

WordPress テーマ
WordPress テーマ

こちらがテーマの追加画面。
テーマのイメージが並ぶ華やかな画面ですね。

テーマの追加方法は2種類あります。

  1. 公式テーマをインストールする
  2. 手元にあるファイルをアップロードする
公式テーマについて

WordPress のテーマ画面から検索できるものが「公式テーマ」と呼ばれるものです。

とてもたくさんの点数があり、好みのものを検索するのはちょっと大変ですが、審査された品質の高いもののため、不慣れな方はこちらから選択するとベターです。

非公式のテーマについて

WordPress のテーマ画面から検索できないものもあり、これらは「野良テーマ」と呼ばれます。

配布先から zip ファイルを入手して、アップロードフォームからアップロードすることで、お使いの WordPress にインストールすることができます。

有料のハイレベルなテーマも、非公式に分類されるものですね。

プラグイン

プラグインを追加して必要な機能を追加できるのも、WordPress の魅力の一つです。

プラグインの追加方法

WordPress プラグイン
WordPress プラグイン

ダッシュボードの「プラグイン > 新規追加」をクリックし、追加画面に遷移してください。

プラグインの追加方法はテーマと同様に2種類あります。

  1. 手元にあるファイルをアップロードする
  2. 登録されているテーマからインストールする

私が良く使うプラグイン

JP Markdown

Markdown 形式でブログを書きたい方用のプラグインです。

Jetpack から Markdown 機能だけを抜き出したものです。
Jetpack は大げさに感じたり、アカウント作成に抵抗がある方はこちらを使ってください。

何かのタイミングで Markdown 形式の原稿が HTML 化されてしまうところが悔しいです。

Google XML Sitemaps

SEO 対策に有効な sitemap.xml を自動で作成してくれる大変ありがたいプラグインです。

ブログ投稿後に何度も手直ししちゃう方は、基本設定を開いて「Google にブログの更新を通知」「Bing (旧名 MSN Live サーチ) にブログの更新を通知」のチェックをはずしておくと良いです。
(スパム扱いされることを回避するためです)

ブログに URL を記載するだけでリンクに変換してくれる便利ツールです。
このプラグインの Good なところは 表示だけ A タグに差し替え、元データには手を加えない 点ですね。

私は設定から、以下の2点のチェックを外すようにしています。

  • Hyperlink email addresses?
  • Strip protocol?

Simplicity で「人気記事」を表示する場合に依存するプラグインです。

Jetpack の統計情報で同じことをされている強者もいらっしゃいますが、私は動けばいいので同様のプラグインでも構わず利用しています。

ほかに設定しておきたいこと

ユーザの表示名

デフォルトでは記事ページに 記事投稿者として「ログインアカウント名」がそのまま記事に表示 されてしまいますが、これはセキュリティ的にあまり好ましくありません。
表示用の名称を設定しましょう。

ダッシュボードの「ユーザ > ユーザ一覧」をクリックし、自分のユーザを編集します。
ニックネームを適宜入力し、ブログ上の表示名に同じものを選択するとよいでしょう。

ニックネームの変更
ニックネームの変更

プロフィール更新を忘れずに!


セキュリティの観点から言うと上記だけでは不十分です。
後述します。

更新情報サービス

ダッシュボードの「設定 > 投稿設定」へ遷移し、ブログ更新時の通知先を設定します。
私が設定している内容は以下です。

 1http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
 2http://blog.with2.net/ping.php/
 3http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
 4http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
 5http://hamham.info/blog/xmlrpc/
 6http://ping.bloggers.jp/rpc/
 7http://ping.blogranking.net/
 8http://ping.cocolog-nifty.com/xmlrpc
 9http://ping.exblog.jp/xmlrpc
10http://ping.fc2.com/
11http://ping.feedburner.com
12http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/
13http://ping.rootblog.com/rpc.php
14http://ping.rss.drecom.jp/
15http://ping.sitecms.net
16http://pingoo.jp/ping/
17http://ranking.kuruten.jp/ping
18http://rpc.blogrolling.com/pinger/
19http://rpc.pingomatic.com/
20http://rpc.weblogs.com/RPC2
21http://serenebach.net/rep.cgi
22http://taichistereo.net/xmlrpc/
23http://www.bloglines.com/ping
24http://www.i-learn.jp/ping/
25http://xping.pubsub.com/ping/
26http://api.my.yahoo.co.jp/rss/ping?u=http://app.suite.pw/feed/
27http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
28http://ping.blo.gs/
29http://ping.dendou.jp/
30http://www.blogpeople.net/servlet/weblogUpdates
31http://www.hypernavi.com/ping/
32http://ping.speenee.com/xmlrpc

こちらからブログにお越し下さる方が、結構いらっしゃいますね。

コメント

昨今コメント欄を空けておくとあまりいいことがないように思います。

ダッシュボードの「設定 > ディスカッション設定」へ遷移し、「新しい投稿へのコメントを許可する」のチェックをはずしてしまいましょう。
スパムが多いですから、ユーザの方とやり取りを行いたいのならば SNS などを活用したほうが良いです。

設定を変更しても、この変更以前に投稿した記事には適用されない点にご注意ください。

セキュリティについて

WordPress は広く普及していますが、それはつまり「どのような構造かを把握している人」が沢山いるということです。

管理ツールへのログイン URL も簡単に推測されますので、パスワードを安易なものに設定することは避けましょう。
また、ニックネーム表示からアカウントが簡単にチェックできるため、対策を行うとベターです。

不正ログインの対策について、以下に記事を書いてございます。
よろしければご覧下さい。

[WordPress]管理ツールの不正ログイン対策を考える
WordPressの管理画面に、どうやら不正ログイン施行が行われているようです。対策を真面目に考えてみました。
atuweb 開発ブログ