読まずに 3 回突き返す

過去読んだビジネス書に「新入社員の報告書は、読まずに 3 回突き返す」という上司お話がありました。

その理由は「『趣旨が明確になっていない』『結論が弱い』など、改善の余地が多分にあるため」だそうです。

2回、3回 と NG を出すことによって、 「何をどうすればよいか」を必死に自分の頭で考える ようになり、次第に「初回から良いもの」を提出するようになってくるというのです。


同じようなことが、ソフトウェア開発の現場でも言えそうです。

見直してないだけ

新人さんのプログラムは雑然としていてまとまりがないものです。
コードを眺めていると、なんだか「ザワザワする」気持ちになってきます。

技術的に未熟なことはもちろんですが、それ以前に「見直し」していないだけではないでしょうか。


プログラミングは作文能力が必要といわれます。
実際、作文のポイントとプログラミングのポイントは重なる部分があります。

作文は「推敲」をおこなうことがたいへん重要です。

同じように、プログラミングにも推敲 ( = 自己レビュー) のステップが欠かせません。

自己レビューをしよう

どんなに技術力がついたとしても、「一発でコードを書き終える」ことはまずありません。

丁寧に時間をかけて推敲 ( = 自己レビュー) することで、ミスも見落としもぐっと減ります。

これってごく当たり前のことですよね。


新人さんのプログラムは少しのアドバイスで改善できる点が多くあります。
このことは、「少し時間をおいて見直せば、自分で気づいて改善できるかもしれない」という余地が残されていることを意味します。

厳しめに言うと「自分で改善するという成長の機会」を自ら失っているということです。

「他人から指摘を得て初めて理解できるもの」ももちろんあります。
それ以上に「 自ら気付く 」ことを促すことが重要であると考えます。

それは「自ら気付き、自ら改善を行う」ことが確実にレベルアップに繋がるためです。

「これ以上ない、もう限界」を繰り返すからこそ成長が促進されます。
そして、「もう限界」のコードの対するアドバイスだからこそ、より指摘を深く受け止められるのではないでしょうか。


指導する立場の方も、「読まずに突き返す」ことは憚れても、相手に「まずは自分で見直してみて」と優しく伝えることはできますよね。

「自己レビュー」のメリット

  • 気づく力を養うことができる
  • コードの品質が上がる
  • 実装の表現力が増す
  • レビュー指摘がより理解できるようになる

おわりに

ベテランさんでも「コードが雑になってきた」と感じたのならば、ぜひ時間をとって自己レビューを行ってみてください。

スケジュールにそんな余裕はない ?

スケジュールは自らの力で空けるものだ !

この記事の著者 Webrow (うぇぶろう)
Web アプリ開発、 Web 顧問 エンジニア、WordPress サポートいたします。