先日「Google流 疲れない働き方」を拝読いたしました。

本書は実践できるヒントが多くまとめられています。
私は特に 「相手を含めたマインドフルネス」 というキーワードが印象に残りました。

Google流 疲れない働き方

Google流 疲れない働き方

ピョートル・フェリークス・グジバチ
出版社:SBクリエイティブ  発売日:2018-03-10

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本書は「 疲労をためず、パフォーマンスを最大化 」するための取り組みについてまとめられています。

疲れているから成果が出ない

ヘトヘトに疲れるほど働いているのに、仕事がはかどらない、成果が出ない
そう感じている人は少なくないと思います。

本書で言われている通り、これは逆で、「疲れているから成果が出ない」のですね。

ですから、いかに疲労をためずに仕事をこなすか、仕事をこなせる体制を整えるかが重要というわけです。

本書の内容

本書には、疲労をためずに働くためのトピックとして次のようなことが記されています。

  • 集中力のマネジメント
  • 疲れる組織、疲れない組織
  • 食事・睡眠・運動などの生活習慣

「疲れる組織、疲れない組織」は、興味がある方が多いトピックではないでしょうか。

「なんか変だけど、こんなものかな」と感じていることが Google ではどう違うのかなど、様々なトピックがありますので、詳細はぜひ本書をご覧ください。

相手を含めたマインドフルネス

「相手を含めたマインドフルネス」は、本書 4 章「疲れる組織、疲れない組織」の中で紹介されています。

言葉の意味は次のように記されています。

「自分だけに向けたマインドフルネス」ではなく、「他人に開かれたマインドフルネス」、つまり相手やチームに対する思いやりや気配りと言い換えてもいいでしょう。 p.142

活発で疲れない組織にするためには「心理的安全性」の担保が必須です。

それでは、いかに「心理的安全性」を醸造していくか。
本書ではその根本に必要なものとして「相手を含めたマインドフルネス」を挙げています。

マインドフルネスにたりないもの

マインドフルネスは「自分の内面を意識して、状態を整える」ことで、「疲労をためずに冷静で物事に対処できること」目指すもの、というように私は理解しています。

マインフルネスというと瞑想をイメージする方が多いと思います。
私も内面に閉じてしまっているイメージがありますが、どうもマインドフルネスというと「瞑想」など「自分にフォーカスする」ことにばかり注目が集まったきらいがあります。


本書で指摘している通り、ここには「他者との関係性」の視点が不足しています。

多くの人は、チームで、パートナーと協力しながら働いています。
ですから、マインドフルネスに「周囲を含めた他者との関係性」の視点を持ち込むことで、

「この人は、こういう話題になったときリラックスするんだ」とか、そういった言語のレベルを超えて、もっと深いことが自然と見えてきます。
すると、コミュニケーションはもっとうまくいくのです。 p.144

というように、より良いコミュニケーション、よりよい環境づくりにつなげることができるのですね。

Sympathy、Empathy、Compassion

「相手を含めたマインドフルネス」について、Google の取り組みは次の一文にまとめることができそうです。

感情を含めて相手の状態を感じ、理解し、働きかける p.147

本書ではこのプロセスを次の 3 つに分けて解説しています。

  • Sympathy = 同情
  • Empathy = 共感
  • Compassion = 思いやり

相手に同情し、共感を示す。   そして、思いやりを持って相手に接する。

これは当たり前のことかもしれませんが、実際にできているでしょうか ?

「あんな上司に相談なんてしたくない」
そう感じている方がとても多いのではないでしょうか。

そんな組織にいるだけで疲れてしまいませんでしょうか ?

そうではなく、言いたいことを言える組織のほうが、もちろん健全と言えますよね。

おわりに

仕事が苦痛と悩んでおられる方はとても多いと感じています。

仕事は苦行でしょうか ?

私はそうは思いません。

「より良い働き方」はあるはずで、私どもは今後も「キャリアとよりよい働き方」を研究してまいります。


本書で紹介されたような素敵な働き方ができる企業を、私たちの手で増やしていくことができればよいですね。

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この記事の著者 Webrow (うぇぶろう)
Web アプリ開発、 Web 顧問 エンジニア、WordPress サポートいたします。