でかいモニタが流行っている
まわりの IT エンジニアのさんがそろって大きめの PC モニタを導入していたのが羨ましくなり、私もデスク周りを改造に着手しました。
そのために今回購入したのが Acer の 31.5 インチモニタ EB321HQUBbmidphx です。
このモニタは 最大解像度 WQHD (2560x1440) です。
このくらいあると、プログラミングで困ることはほとんどない気がしますね。
ただし、インチ数が大きくても 解像度が低いと表示領域は狭いまま で、「なんかアイコンがでかくなっただけ」みたいになってしまうため要注意です。
変更前
デスクの改造前は 24 インチのモニタを 2 枚横に並べるスタイルでした。
こんな感じですね。

最初は「 2 枚もモニタあるなら楽勝」と、考えていましたが、これはこれで、わりと面倒くさいところがありますよね。
Mac だと
- Dock が遠い方のデスクトップにある
- アクティブではないデスクトップに切り替える手間
そして最近では、
- スリープ復帰時に返ってこないことがある (OS 不具合)
とか、まあそんなところです。
変更後
そして 31.5 インチのモニタに乗り換えると、かなり使い勝手が違うことを実感しました。
こんな感じです。

大画面にした直後は、 「モニタでか !」と、圧倒 されました。
これはでかい!
画像なので、リアルではありませんが、比べるとこんな感じですね。


でかいなー。
視界全体がモニタで塞がれてしまうくらいです。
ウィンドウを散らかしておいても スペースに余裕 があって、 無理のない感じでモニタ全体を見渡せられる 、っていうのがいいですよ。
けれども、この大きさにも 1 週間ほどで慣れますよ。
モニタ 2枚 より快適な使用感
大きなモニタを使い続けてみて、
- 視界の殆どがモニタなので、無駄な所がない、見たくないものを見なくて良い
- 表示領域が広くなった分、ウィンドウも大きく表示できて快適
- 首を左右に振ることがすごく減って楽になった
というメリットを感じています。
上下スクロールが減る
プログラミングをする方は、コードは、基本縦に長くなるものですが、「横長のモニタ 2 枚」よりも「大きな 1 枚」のほうが縦が長くなるため、 上下スクロールが明らかに減る 、というところでメリットを感じると思います。
そのあたりから、コーディングはかどっている感が感じられるため、「でかいモニタが流行った」と思うんですよね。
これはちょっとやってみてほしいですね。
左右の首振りが減る
また、モニタ 2枚 だと、
- 1 つはチャット用
- 1 つはコーディング用
みたいにすると思うのですが、これって「右見て、左見て」の繰り返しでけっこう疲れるんですよね。
このてんも、モニタ 1 枚なら、首振りのアクションは限られるため、疲労感が軽減しますね。
通知機能なんかをうまく利用すると、更に疲れない環境にできそうです。
価格がこなれてきて、買い時かも
EB321HQUBbmidphx は
新しいモデルが出ていることもあり、
3 万円切ることもあるようなので、だいぶ手が出しやすくなっていますね。
探せばもうちょっと安価なものがありそうです。
万を超える出費ではありますが、「快適な環境」という点では間違いなく得られるものがある思います。
かなり実感を持っておすすめです。
大きなモニタ + アーロンチェアでコーディングするとかなり気持ちがいいです。
また、ちょっと余裕があるなら、 4K にしてもいいかもしれませんね。
EB321HQUBbmidphx のレビューを少し
EB321HQUBbmidphx の品番で検索される方向けに、製品を使ってみての感想を少し追記します。
モニタの大きさや描画について、開発ユースでは全く問題なく利用しており、コスパに優れていると感じます。
一点、大きなデメリットがあり、それは 複数機器を接続で、機器の切り替え操作性がかなり悪い という点です。
機器を切り替える場合、
ユーザがモニタのボタンで端子を選択するのではなく、
接続端子が HDMI -> VIG -> DisplayPort が数秒おきに切り替わる、という仕組みになっていて、この切り替わりがコントロールできず時間のロス、イライラを感じます。
また、最も利用が多いと思われる HDMI 端子 が 1 つだけというのも苦しいですね。
私は複数 Mac を HDMI で接続しているのですが、次のような HDMI セレクターを別途購入しました。
そのため、このモニタに複数の機器をつなげる前提の方は、このデメリットをよく検討したほうが良さそうです。