私は、あるスマホアプリの開発運用プロジェクトに、1 年半ほど関わっており、

あまり詳しいことを書くことは避けますが、

少し前に、このプロジェクトにガチの素人がジョインしました。

どうやら「新人とベテランの抱き合わせ」で、

素人さんの教育はすべてベテランさんが担当するので、この点でプロジェクトに迷惑はかけません、

という話があったとかないとか、よくわからないのですが、そんなわけないですよね。

ガチの素人とは

  • if 文がわからない
  • そもそも、プログラムはほとんど書いたことがないらしい
  • パソコン一般のスキルレベルも低い、Wifi つなぎ方わからないとかそういう感じ
  • けれども「技術者」としてプロジェクトにジョインしている
  • 今日やったことに「プログラム言語の勉強」がある、しかも 3 ヶ月くらいずっとこれ
  • 一番一生懸命なのは、チャットのレス
  • 定時後は残らずさっさと帰る

プログラムをしっかり勉強したことがあるわけでもないのに、技術者を目指しているというレベルがバリバリの開発現場に入ってきてしまった、という感じです。

もちろんテストなど、仕事がないわけではないのですが、前提知識がないために、説明やらなんやらでやたらと時間がかかってしまいます。

なんとかチームに馴染もうという気持ちはあるようで、チャットはほとんど目を通しているし、「こんなの好きです」という自己アピールもしっかりやっていて、ある程度それは大事だというのはもちろんそうなのですが、

私としては、「がんばるところはそこじゃないよね」という気持ちが拭えないわけです。

斜めに刺さっているだけの私は、立場上、プロジェクトに対して余計なことは言いませんが、

ガチの素人として現場に入ったからには、もうちょっと必死こいてプログラミングをしてほしい という気持ちがどうしても湧いてきてしまうんですよね。

「ええ ! それで 1 人月が発生しちゃうの ?」という気持ちに、なってしまうのです

「技術者」として入ってきているなら、なおさら、もっとプログラミングで貢献できるように、行動してほしい、そう思います。

言わないけど。

大変なのは本人

けれどもまあ、最終的には「いちばん大変なのは本人」だと思って、何かあったらちょっとだけアドバイスすることにしました。

やっぱり、本人が一番きついですよね。

何もできないのに、堂々と席に座り続けていなければならないのですから。

私以外のチームメンバーも、「技術者なのに何もわかってないじゃん」という気持ちを持っている人はいますよね。

そういう人の視線にさらされていても、堂々と席に座っていなければならない、というのはやっぱりキツさがありますよね。

本人からしたら、たいしたことはできなくても、給料をもらわないとやっていけないですしね。
希望する職種で、実務経験がなくても現場に入れるのならば、現場に入って実務経験を積み上げたい、と考えるのは当然だと思います。

経験を積むために、無償で通っているなら、すごいのですが、もちろんそんなことはないですよね。


なので、諸悪の根源は「派遣元の企業」なんだな、と思いました。

「ベテランと新人の抱合せ」ってよくある話だと思いますが、こういうのをいつまでも続けていくのは良くないなと改めて感じました。

最初だけ「ベテランが面倒見ますから」とかなんとか言いくるめて、その場を収めれば、あとは現場が負担すしますからね。

まともな現場なら、しかたがないので現場が負担して、あれこれやりますよね。

企業の間でなにか「かし」にしているかもしれませんし、よくわからないですけれどもね。

ガチの素人で現場に入ると苦労するよ

教育する余裕がまったくないという現場 のほうがほとんどだと思いますので、私のプロジェクトのケースはほとんどないような気がします。

なので、ガチの素人が運良く現場に入れたとしても、たいていは「自分で調べてなんとかしてください」と放置状態になって、何をしたらよいかわからずに苦しくなって自分からやめていくというのがひとつのパターンでしょう。

「外部にお金を払って来てもらってるんだから、成果を出して当たり前だよね」という意識は、ついてまわると考えたほうが良さそうです。

ある程度「人がいいからなんとかなる」部分もあることは事実ですが、「人がいいから」になる前に「最低限やることをやれること」が求められますよね。
当然ですよね。

なので、経験が少ない場合は、チャットをがんばるのではなくて、成果を出せるようにがんばる、それも、力を持っている人に見える形でがんばる事が必要ですね。


本当にこんなガチ素人が入れる現場って、ほとんどないと思います。

プログラミングやソフトウェア開発を仕事にしたいのならば、入門サイトで知識をつけてサンプルとして見せられる、触ることができるものをひとつ作ると良さそうです。

私も素人のときにはスクールに通いましたが、スクールに行くと必ず就職できるわけではないですけれども、独学ではかなり厳しいので、活用すると間違いなく近道にはなりますよ。