自分的に OK のバー

仕事であれ、趣味であれ、「どのくらいまでやれば完成か」という基準って、なんとなくあると思います。

それを「自分的に OK のバー」と表現しているわけですが、要するに「コードと向き合う心構え」ですね。

これって 「その人」が如実にあらわれる ものですよね。

具体的には

  • プログラマの経験
  • プログラマとしてのレベル
  • コードと向き合う心構え

といったものです。

ゆるい環境でも気を抜かない

「自分的に OK のバー」は、課題に対して大きく変動するものです。

たとえば「絶対にサービスを停止してはいけない」というシビアなプロジェクトは、気持ちが引き締まって「自分的に OK のバー」は自ずと引き上がります。


しかし 「そこまで厳しくない」ものに対してどう向き合うか 、というあたりも、案外見られていて大事だったりします。

たとえば、運営者が使うバックエンド用のツールを (いわゆる管理画面) は、私も対応することが多いのですが「運用でフォロー」する、ということで案外雑に作られている事が多いです。

けれども 「結果として雑になっている」からといって、「雑に作って良いということにはならない」 のですね。

まあ、コストとの兼ね合いになりますけれども、気を抜かずに「今バーがどのあたりにあるか」を意識して、高く保つことを意識すると、自分にとってプラスになると私は素朴にに信じています。

経験を積んでバーを持ち上げる

プロフェッショナルであるためには 「スキル」があることは当然で、「マインド」が伴っていることが重要 です。

このマインドが「自分的に OK のバー」ということです。

プログラムの経験が浅いうちは、刺激を受けやすく「自分的に OK 」のバーの上昇下降が活発ですが、経験を積むにしたがってバーは少しずつ上昇して、あまり変動しなくなります。

ですから、ベテランで、常にバーが低い人は最悪、ということになります。


経験がないと、意識は高くても実際のバーが低かったりしますが、それは仕方がないことです。

そのため、影響を受けやすいプログラミングの学び始めに、 どれだけ良いものをインプットしたか、どれだけ頭を捻ってアウトプットしたか、がかなり長い期間影響したりします。

ですから、もしあなたが、「まだまだ経験が浅い」と感じているのなら、どうぞ 良質な情報のインプット と、 実際に手を動かしてのアウトプット を繰り返して、スキルを磨いてください。

その特訓におすすめなのが、 「自分で OK だと思っても、コードをゼロから書き直してみる」 というものです。

苦行と言ってもいいかもしれません。

けれども、「やるたびによくなる」という経験を積む ことができ、自信とスキルアップに繋がりますよ。


姿勢、いついては『レガシーソフトウェア改善ガイド』にそういったお話がありました。
ぜひ読んでみてください。

また、「スキル」と「マインド」という表現は『クールワーカーズ < Cool Workers >』のマネをしています。