MAMP とは、 Web サーバ / DBサーバ を束ねるツール
MAMP は macOS に、 PHP の開発環境を構築するツールです。
ちょとわかりにくいのですが、 MAMP 自体は Web サーバ / DBサーバ を管理するツールであって、 MAMP 自体がサーバというわけではありません。
そのため、 MAMP のサーバを利用するには
- MAMP を起動する
- MAMP から Web サーバ / DBサーバ を起動する
という 2 段階での起動を行います。
MAMP を起動する
でははじめに MAMP を起動します。

F4 キーを押して Launchpad を開くと、 MAMP のアイコンが見つかると思います。
この MAMP のアイコンをクリックすると MAMP が起動します。

はい。
MAMP が起動しました。
MAMP の Web サーバ / DBサーバ の起動状態をチェックする
「MAMP のサーバを起動しているかどうか」は、 MAMP 画面の右上にあるマルをチェックします。

- Apache Server (Web サーバ 羽のやつ)
- MySQL Server (DB サーバ イルカのやつ)
の右にマルがありますね。
このマルが「白抜きのマル」であれば、 Web サーバ / DBサーバ が起動していません。

また、これが「ミドリのマル」になっていれば、Web サーバ / DBサーバ が起動しています。
Web サーバが起動していれば localhost:8888
でブラウザからアクセスができるようになります。
MAMP の Web サーバ / DBサーバ を起動、停止する
起動する
MAMP の Web サーバ / DBサーバ を起動する方法ですが、 MAMP ウィンドウの Start Servers
をクリックします。

少し待つと、起動状態を表す表示が「白抜きのマル」から「ミドリのマル」にかわり、同時にボタンも Start Servers
から Stop Servers
に切り替わります。

停止する
起動している Web サーバ / DBサーバ停止するには、起動時と同様に Stop Servers
をクリックします。

Web サーバ / DBサーバが停止し、最初の状態に戻りました。
MAMP の Web サーバ / DBサーバ を再起動する
プログラムの勉強をしていると、ときどき「サーバを再起動してください」というような指示をみかけます。
MAMP では再起動というボタンはありませんが、「停止後にあらためて起動する」ことで同じことができます。
たとえば PHP の設定変更を個なう場合、 php.ini
ファイルを編集した後に Web サーバを再起動するまでは変更が反映されません。

このように 「ミドリのマル」で Web サーバ / DBサーバが起動中の状態に php.ini
ファイルを編集したのであれば、 Stop Servers
をクリックして停止します。

「ミドリのマル」が「白抜きのマル」に変わったことを確認しましょう。
次に Stop Servers
をクリックし、再度 Web サーバ / DBサーバを起動します。

「白抜きのマル」が「ミドリのマル」に変わりました。
これで Web サーバ / DBサーバを再起動した、ということになります。